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Embedded Multimedia Terminal Adapter ( リダイレクト:ケーブルモデム ) : ウィキペディア日本語版 | ケーブルモデム
ケーブルモデムとは、ケーブルテレビ(CATV)の基盤上で高周波チャンネル経由の双方向データ通信を実現するネットワーク・ブリッジ兼モデムの一種である。ケーブルテレビのネットワークが持つ高帯域幅を利用してブロードバンドインターネット接続を提供するのに主に使われている。特にオーストラリア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカで広く使われている。アメリカ合衆国だけでも2009年中ごろ時点で約3800万台のケーブルモデムが使われていた〔Leichtman Research Group - Research 〕。 == 歴史 ==
=== Hybrid Networks === Hybrid Networks は1990年、世界初の高速かつ非対称(下り方向だけ特に高速)なケーブルモデム・システムを開発し特許を取得した。Hybrid Networks は一般家庭などのインターネット接続には非対称な通信で十分だと判断していた。この点は重要である。CATVシステムは本来放送のために下り方向の通信容量が極めて広くなっており、上り方向の高速化は高くつくという問題があった。また、上りと下りの速度が異なるため、それぞれの方向で全く異なるプロトコルを採用しても、全体として双方向のリンクを構築する技法を確立したという点が重要である。初期のシステムでは上り方向に通常の電話回線を使うことが多く、ケーブルだけで双方向通信を実現したものは稀だった。後にケーブルのみで双方向通信を実装する方式が一般化したが、基本的なアーキテクチャは今も変わっていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケーブルモデム」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cable modem 」があります。
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